格安オールデザイン

適正価格デザイニング・株式会社リグレ

 

IT用語の確認

ITの誕生と歴史

ITとはInformation Technology(インフォメーション・テクノロジー)「情報技術」の通称です。また、一般的に情報技術全般を指したりします。

西暦2000年前後には、「IT革命」という言葉が飛び交っていました。当時、企業で運用するファイルサーバーなど、情報を貯めておくストレージデバイス(ハードディスク等)の容量が飛躍的にが増大し、大容量化が進みました。情報の保管期間も無期限に近くなり、それに伴い、情報の制作、情報のデザイン、情報の公開といった技術も重要視されるようになります。

また、大手小売店や都市銀行のみならず、各種チェーン店やフランチャイズ経営の小売店等でも、高度な情報通信技術を利用したネットワークから業務の統合管理システムなどが取り入れられ、情報の伝達、業務形態の変更などといった事が始まります。

同時に、それまで一個人ではとても購入することのできなかった大型のコンピューターが、同様の機能性能を保ちつつ小型化され、販売価格も下がり、多くの一般家庭に実用的な性能を持つパーソナルコンピューターが設置されていきます。

そして2006年頃には、完全に普及したといわれる、ADSLや光ファイバーネットワークの、いわゆるブロードバンド環境が普及し、またインターネット検索エンジンの発達もあり、とてつもないほどの情報の中から、誰でも簡単に必要な情報を取り出すことが可能になりました。世界中の情報が瞬時に参照できるため、情報のグローバル化も一気に進みました。

このような時代的背景、技術的背景がIT、情報技術の始まりといわれ、今現在、IT企業、IT言語など様々なものにITがつきます。たとえ意識してITという言葉を使っていなくても、WEB閲覧や電子メールの利用、大容量メディアであるCD-R、DVD-R、リムーバブルディスクなど、ITに関連性が深い技術や大容量情報記憶媒体を日常的に利用している事でしょう。

情報技術、その言葉自体に歴史がまだまだ浅いため、実際の定義は曖昧で、人によってその使い方は様々ですが、インターネットやパソコンを使わなければITと呼べないわけではありません。ただなんとなく理解し、ニュアンスで使われていることが多い言葉がITです。IT企業、IT関連企業、IT産業など、様々な場面で利用されますが、あまりに大きな範囲を示している総称であり、もう少し長い年月を経ていくことで、一般化し、派生語などにより詳細な意味を示す言葉が生まれてきて、使いやすい言葉になっていくかもしれません。